中国海監東海総隊責任者が語る釣魚島巡航の詳細①日本船と航空機による妨害

中国海監東海総隊責任者が語る釣魚島巡航の詳細①日本船と航空機による妨害。 海監50」「海監66」からなる中国船隊は今月16日未明5時ごろに釣魚島に近い海域に到達、黄尾嶼に入って24マイル後、「海監50」は日本保安庁の巡視船「PL62」が北東方面から高速でこちらに向かってくるのを確認…

タグ: 日本船 航空機 海監 東海 釣魚島 巡航

発信時間: 2012-03-21 15:41:33 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

 

浙江省舟山市沈家門に停泊する中国海監50(18日撮影)

中国の海洋監視船「海監50」と「海監66」がこのほど、釣魚島(日本名・尖閣諸島)およびその付属島嶼に近い海域を巡航した。この情報が公開されると、メディアや社会はすぐ関心を寄せた。

「中国海監」は一体どのような船隊なのか?その巡航目的は何か?巡航中にどういう情況に遭遇したのか?今月20日、記者が中国海監東海総隊の関係責任者を取材した。

◆日本船と航空機による妨害

――中国海監船隊が今回釣魚島を巡航したことに注目が集まっている。巡航中、日本艦船と遭遇したそうだが、当時の詳しい情況は?また、どういった対応をとったのか?

同責任者:「海監50」「海監66」からなる中国船隊は今月16日未明5時ごろに釣魚島に近い海域に到達、黄尾嶼に入って24マイル後、「海監50」は日本保安庁の巡視船「PL62」が北東方面から高速でこちらに向かってくるのを確認。「海監50」が情況を尋ねたが、日本船はそれに答えず、追尾してきた。われわれは釣魚島方向に航行を続け、日本船に立場と身分を明らかにし、「釣魚島およびその付属島嶼は昔から中国固有の領土である。中国監視船隊は釣魚島近くの海域で定期巡航を行っている」と告げた。

同日5時ごろ、日本海上保安庁の巡視船「PL62」「PLH06」「PL61」の3隻が釣魚島付近の海域に到着。8時ごろ、「PL62」と「PLH06」の2隻がそれぞれ中国の「海監50」と「海監66」を追尾し、進行を妨げた。

9時ごろ、日本海保庁は哨戒機と海上自衛隊の偵察機を飛ばし、中国の船隊を偵察。日本船もこちらに向かって叫んだ。

日本側の妨害に対し、中国の船隊も対抗し、日本船に繰り返し立場を表明、日本側の行為に警告を発し、「海監50」の両サイドにあるディスプレイでも中英日の3ヶ国語で警告を続けた。

中国海監船隊は釣魚島の14から12海里の海域を巡航。当日午後2時に島を一周した後、北東方向に向きを変更し、東中国海の天然ガス田近くの海域に向けて航行した。

(つづく)

◆(2)中国海監東海総隊責任者:釣魚島巡航で日本の「時効取得」の企みを阻止

「中国網日本語版(チャイナネット)」 2012年3月21日

iphoneでもチャイナネット!

日本人フルタイムスタッフ募集
「中国網日本語版(チャイナネット)」の記事の無断転用を禁じます。問い合わせはzy@china.org.cnまで

コメント

コメント数:0最新コメント

コメントはまだありません。