資料写真:中国のJ20戦闘機
19日付の韓国の軍事サイトが、近年登場した最新戦闘機「殲20(J-20)」の写真を解読した。それまでの型と違い、J-20はエンジンの噴出口とレドームが明らかに変化した。技術的に、これら変化によって中国が米式二次元ベクタード・スラストと大馬力のアクティブ電子走査アレイ技術を掌握し、最先端の戦闘機への搭載に成功したこと、そして新型J-20の登場は、中国が独自に開発した戦闘機がロシアスタイルからの脱却に成功し、西側と独自の技術を統合し、自らのスタイルを確立したことを示している。
◇二次元ベクタード・スラストが中国のハイレベルのエンジンを体現
以前の型に比べ、新型J-20のはっきりした特徴は、F-22と同じ二次元ベクタード・スラスト技術を採用していることだ。この技術によって、以前あったJ-20はロシア製117SかAL-41エンジンを採用するうわさを一蹴した。一方、中国は第5世代機のエンジンの課題を克服し、高性能なエンジン装置を開発しただけでなく、独自のエンジンと米式ベクタード・スラスト技術の統合に成功し、戦闘機のエンジン面で大きな進歩を遂げた。
◇ステルス戦闘機の統合で米と同レベルの技術を獲得