資料写真:ネット上に出回ったJ18戦闘機の写真
中国人民解放軍海軍副司令官の徐洪猛氏は、中国海軍は今年、すでに4回の試験航行を行った空母「ワリャーグ」の就役を予定していると話した。米誌Defense Newsが報じた。
中国の空母計画には、中国が「ワリャーグ」をどう入手したか、どう使うつもりか、艦載機を開発するためにどうデータを「盗んだか」などの長い「ストーリー」がある。1998年に香港創律グループ傘下の旅行会社が2000万ドルでウクライナから同空母を購入、海上カジノに改造すると発表したが、空母は中国の大連港に運ばれ、新しいエンジンと設備を使ってこの未完成の空母に対する改修が開始された。
中国は当初、同空母を主に試験的な訓練と艦船の研究に使い、将来より先進的な空母開発の一助とすると強調していた。しかし西側のアナリストは、同空母が採取的に作戦に使われると確信していた。「危険な道」の著者、バッド・コール氏は「ワリャーグ号を試験と訓練のプラットフォームにすると繰り返し宣伝しているが、中国はそのうち同空母を配備するだろう」と指摘した。
「わたしは中国が2012年末には空母から航空機を操縦する要点を軽々掌握すると思う。ヘリはわりと簡単…」と話した。中国の瀋陽飛機工業公司は2001年にスホーイ社の許可を得てウクライナから艦載機Su-33の原型機を入手後、殲15(J-15)艦載機の開発を進めている。