国防部の楊宇軍報道官は29日の北京での定例記者会見で、記者の質問に答えた。
――最近、中国海洋監視船の釣魚島(日本名・尖閣諸島)での巡航にメディアの注目が集まっている。日本のメディアは、以前は「漁政船」だったのに今回は海洋監視船で、ランクを上げたと報道。これは軍艦を派遣して武力で島を奪うための中国の最終準備という声があるが、それについてはどうなのか?
楊宇軍報道官:中国政府の国の領有権を守るという立場は揺るぎなく、一貫したものだ。中国軍は領有権と海洋権益を守る任務を担っており、国家の統一配備の下で自らの使命を全うしている。
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「中国網日本語版(チャイナネット)」 2012年3月30日