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ステルス「キラー」 米空軍のB-2爆撃機
発信時間: 2012-04-26 | チャイナネット

 

米空軍のB-2ステルス爆撃機

B-2ステルス戦略爆撃機は冷戦時代の産物である。開発はノースロップ・グラマン社が担当した。1979年、米空軍は戦略上の必要から、旧ソビエト連邦が90年代に配備する可能性がある対空システムに対応するため、高空防衛可能なB2爆撃機の研究・開発に着手した。1981年にモデル機の生産が始まり、1989年にモデル機が初のテスト飛行に成功。その後、計画を修正し、B2は高低空条件対応の防衛能力を備え、一般攻撃と核攻撃ができる爆撃機に改良した。B2爆撃機は現在世界唯一のステルス戦略爆撃機でもある。

B—2Aステルス戦略爆撃機は、長さ21.03メートル、高さ5.18メートル、22680キロのミサイルを搭載可能。1997年、最初の6機のB2戦闘機が正式に配備されて以来、21機しか生産されていない。1機あたりの製造価格は24億ドル(約1兆946億円)で、世界一高価な飛行機としてギネスブックにも登録されている。単位重量あたりの価格は純金の2-3倍にもなる。

B-2の初実戦は1999年のコソボ紛争である。米空軍のB-2爆撃機数機は米本土から直接セルビアに向かった。戦争中あわせて600本のJDAM爆弾を投下している。

 

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