6月12日午前、人民解放軍南京軍区の総合作戦演習において陸軍航空兵の総合訓練が行われ、陸軍航空兵の第三世代型ヘルメットが披露された。
この最新型ヘルメットには「自動照準機能」が搭載されている。すなわち、ヘリコプター上からの空撃で、パイロットの視線移動によりターゲットを絞れるというもの。パイロットが見たところに、空撃の照準を定めることができる。また、ヘルメットの照準機能は、視線の外にあるターゲット情報も表示する。これにより、空撃の精度とスピードが格段に向上した。この自動照準機能以外にも、ナイトスコープ、ナビゲーションなどの機能も搭載された、完全に中国国内で開発、製造されたヘルメットである。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2012年6月16日