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米海軍、初の無人広域哨戒機MQ-4Cを公開
発信時間: 2012-06-19 | チャイナネット

ノースロップ・グラマン社は2012年6月14日、カリフォルニア州パームディール工場で、米海軍初の無人広域哨戒機MQ-4Cの除幕式を開催した。米海軍は同セレモニーにおいて、同機を「トライトン」(Triton)と命名した。米海軍は今回も、ギリシャ神話に登場する海の神の名称を哨戒機に使用する伝統を踏襲した。中国国防科技信息網が伝えた。

同機は各種任務を遂行し、単独使用も艦隊設備との連携も可能だ。ノースロップ・グラマン社の関係者は同セレモニーにおいて、「同機は米海軍の広域海上監視(BAMS)無人航空機システム(UAS)の重要な構成要素で、米海軍航空隊の未来を示す戦略的な装備だ。同機は米海軍の永続的な海上インテリジェンス、監視、偵察(ISR)能力に質的変化をもたらす」と表明した。米海軍のビル・シャノン海軍少将(無人機プログラム・エグゼキュティブ・オフィサー)は、「同機は海軍航空隊の将来にとって重要であり、海軍艦隊に対して、既存の戦略を覆す永続的な海上インテリジェンス能力とISR能力を提供する」と述べた。

米海軍は現在、RQ-4無人広域海洋監視実証機(BAMS-D)を5機保有している(訳注:うち1機は6月11日に墜落事故を起こした)。同実証機は目標機(MQ-4C)に配備される360度多機能アクティブセンサー(MFAS、ノースロップ・グラマン社の電子システム部が生産するレーダー)を公開し、海軍艦隊に永続的な監視能力を提供する。

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