中国の海洋監視船は350隻に 米海軍規模に迫る

中国の海洋監視船は350隻に 米海軍規模に迫る。 英紙『デイリー・テレグラフ』によると、中国海監は2015年末までに、16機の軍用機と350隻の監視船を所有する計画を立てている。中国海監はこれにより、南中国海全体の監視を実施できるようになる…

タグ: 海洋 監視船 米国 兵力 艦隊 南中国海

発信時間: 2012-06-21 15:43:44 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

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中国は約3年前、米海軍海洋監視船「インペッカブル(USNS Impeccable)」に対して、南中国海から離れるよう要求した。米国側は聞き入れなかったが、中国はその後も南中国海全体の主権を主張し続けている。中国はさらに軍用船から商船に視線を転じており、「グレート・ホワイト・フリート」艦隊により秘密の監視を行なっている。米フォーブス誌の公式サイトが6月19日に伝えた。

中国の海洋監視船は兵力を輸送できる最新鋭の戦艦ではなく、小型の武器のみを搭載した調査船である。その外観は米沿岸警備隊の巡視船ほど威嚇的ではないが、その度胸とスピードは全長86メートルのインペッカブルに匹敵するため、漁船を脅かすことが可能だ。中国の海洋監視船はこれまで南中国海の海上油田・ガス田の開発施設に注目してきたので、将来的に、非武装かつ移動不可の設備に狙いを定めるだろう。

中国人民解放軍海軍および中国海洋環境監視監測船隊(中国海監)の新型海洋監視船のスピードが米海軍を上回ることから、中国政府が今後の準備を着々と整えていることは明らかだ。英紙『デイリー・テレグラフ』によると、中国海監は2015年末までに、16機の軍用機と350隻の監視船を所有する計画を立てている。中国海監はこれにより、南中国海全体の監視を実施できるようになる。報道によると、中国海監は2010年に1303隻の外国船舶(2007年は110隻)、214機の航空機を追跡した。米海軍の専門家は、「次はこの1300隻の船舶の監視に乗り出すだろう」と指摘した。

350隻という数量は、米海軍の現役艦隊の総数に迫る規模である。その時、中国は南中国海を通過する船舶を追跡・護送できるようになる。

「中国網日本語版(チャイナネット)」 2012年6月21日

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