ミサイルを搭載して日本領空に接近したロシアのTu-22M戦略爆撃機
日本「産経新聞」の報道によると、ロシア軍の戦略爆撃機4機が6月末、空対艦ミサイルを搭載して日本領空に接近し、威嚇飛行をした。ロシアの爆撃機がミサイルを搭載して日本領空付近を飛行するのは極めて異例なことである。
また、ロシア軍は今週末にオホーツク海で大規模な軍事演習を行う予定で、メドベージェフ露大統領も先日南クリル諸島(日本名:北方四島)を訪問するなど、日本に対する示威行動を繰り返している。
ロシアのTu-22M戦略爆撃機4機は先月29日、北海道と東北周辺の日本海に向かった。日本航空自衛隊のF15戦闘機も北海道の千歳基地から緊急発進した。
空自の戦闘機は、露爆撃機4機すべてに空対艦ミサイルが装着されていることを確認。機体の写真も撮影したが、防衛省はF15戦闘機の緊急発進の経緯や写真を公表していないという。
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