ロシアの早期警戒管制機｢A-50｣の最新改良型｢A-50y｣がこのほど完成した。機内には先進的なコンピューターや衛星通信システム、レーダーシステムなど電子システムなど電子システムが搭載されている。

｢A-50｣はIl-76を母機として開発された早期警戒機であり、機体部分のIl-76の開発はイリューシン設計局が行ったが、総合的なシステムであるA-50の開発はベリエフ設計局が行った。1978年12月19日に初飛行を果たし、1984年からTu-126に代わってソ連の空軍部隊に配備された。