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japanese.china.org.cn | 10. 07. 2012

日本の装備受注を争う大手 多くが中国に市場持つ

タグ: 日本,自衛隊,軍備品,CH-47JA ,AH-64D,87式対戦車誘導弾

 

C-2中距離輸送機

日本の防衛省はこのほど、2011年度に自衛隊が調達した装備品一覧を公表した。リストには、海・陸・空自衛隊の装備品の主な調達状況、日本の各軍需企業の名前が細かく記されている。2011年の自衛隊の装備品調達額は1兆4716億円に上ったが、自衛隊が高額で調達した軍備品はわずか一桁で、新たに製造された戦闘機は1機もない。

陸上自衛隊の装備品調達額は4452億円で、前年より約1000億円増加。新型の野戦通信装備2台、10式戦車13両、99式自走榴弾砲6発、CH-47JA 輸送ヘリコプター1基、UH-60JA多用途ヘリコプター2基、EC-225LP特別輸送ヘリコプター1基、AH-64D攻撃ヘリコプター1基のほか、03式中距離対空誘導弾、11式短距離対空誘導弾、87式対戦車誘導弾、中距離多目的誘導弾をそれぞれ1式ずつ調達した。

海上自衛隊の装備品調達額は4816億円で、前年より約900億円増加。そうりゅう型潜水艦1隻、えのしま型掃海艇1隻、P1長距離哨戒機3基、MCH-101大型掃海ヘリコプター2基、SH-60K哨戒ヘリコプター3基、97式魚雷発射装置1式、対空ミサイル「シースパロー」の改良版ESSM2式を調達。

航空自衛隊の装備品調達額は4121億円で、前年より約1100億円増加。津波で水没した小松基地のF-2B戦闘機6機の修理のほか、C-2輸送機4基、UH-60J救難ヘリコプター7基、99式空対空誘導弾1式、J/APG-2レーダー1式を調達した。

そのほか、防衛省技術研究本部の調達額は、前年より約100億円多い948億円だった。03式中距離地対空誘導弾の改良版1式、XASM-3空対艦誘導弾1式、ステルス実証機「心神」1基を調達。

またリストには、日本の大手軍需企業の2011年の生産状況が記されている。三菱重工の装備品受注額は2888億円で、圧倒的な優位を見せつけてトップに立った。そのほか、川崎重工、三菱電機、日本電気(NEC)、富士通(FUJITSU)、東芝(TOSHIBA)、小松製作所、日立製作所などの有名企業が名を連ねる。これらの企業の多くが中国に支店や事務所を設立し、中国である程度の市場規模を持っている。

 

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