中国軍の軍事演習恒例化は近海の安全保障に有利

中国軍の軍事演習恒例化は近海の安全保障に有利。 今回の演習は、中国人民解放軍が東中国海で定期的に実施する恒例の軍事演習だ。中国と日本が東中国海で係争する海域には関連せず、またその他の国もしくは地域の紛争を対象とするものではないが、中国の海洋主権および管轄権の維持に対して積極的な作用をもたらす…

タグ: 東中国海 軍事演習 恒例 釣魚島 日本 近海

発信時間: 2012-07-11 14:19:02 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

中国海軍による東中国海での実弾演習について、中国社会科学院の領海問題に詳しい王暁鵬氏は、「今回の演習は、中国人民解放軍が東中国海で定期的に実施する恒例の軍事演習だ。中国と日本が東中国海で係争する海域には関連せず、またその他の国もしくは地域の紛争を対象とするものではないが、中国の海洋主権および管轄権の維持に対して積極的な作用をもたらす」と述べた。香港紙『文匯報』が7日伝えた。

中日の係争海域とは関連せず

今回の東中国海で実施される実弾演習について、王氏は「中国と日本が東中国海で対立する海域には関連しない。日本は、中国が本国海域内で実施する軍事行為に適応すべきだ」と述べた。

中日漁業協定によると、中国の漁業関係者は暫定水域内で漁業に従事することができる。しかし日本は、中国の東中国海でのいかなる動きにも敏感になっている。中国側の巡視船や漁船が東経125度30分を超えると、日本側は艦艇や哨戒機を出動させ、さらに衛星を利用して撮影を行い、メディアのでっち上げの材料としている。王氏は、「日本の基準によれば、日本による沖縄近海を越えた巡航に対しても、中国は警戒を強める必要がある」と指摘した。

王氏は、解放軍が2006年より東中国海で定期的に恒例軍事演習を行なってきたとし、「毎年の夏から秋にかけて実施され、気候条件により変動が生じるが、海域の範囲に大きな変化はない。中国の国防発展戦略は平和的であり、恒例軍事演習は特定の国や地域を対象としたことはない」と述べた。

近海の安全保障に有利

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