空母ワリャーグ、配備に向け最後の準備を整える?

空母ワリャーグ、配備に向け最後の準備を整える?。 中国の空母「ワリャーグ」は6日午前、遼寧省大連市造船所を出港し、9回目となる試験航行を開始した。2011年8月より、ワリャーグは試験航行を繰り返してきたが、今回の25日間がこれまでで最長となる。長期間の試験航行を実施することから、ワリャーグが配備に向け最後の準備を整えているとする見方もある…

タグ: 空母 ワリャーグ 服役 配備 艦載機 試験 航行

発信時間: 2012-07-13 09:47:10 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

中国の空母「ワリャーグ」は6日午前、遼寧省大連市造船所を出港し、9回目となる試験航行を開始した。今回の試験航行は25日間に達し、かつ固定翼艦載機を搭載する見通しだ。米『ディフェンス・ニュース』の公式サイトは9日、今回搭載されるのは戦闘機の模型で、空母は1−2年を費やし艦載性能をテストする必要があると伝えた。

ワリャーグ、過去最長の試験航行へ

2011年8月より、ワリャーグは試験航行を繰り返してきたが、今回の25日間がこれまでで最長となる。空母は配備前に、3段階の試験(空母プラットフォーム試験、艦載機との試験、編隊による試験)を実施する必要がある。今回の試験航行は25日間に渡るため、ワリャーグは近海での「空母プラットフォーム試験」から「艦載機との試験」への過渡期にあると見られる。長期間の試験航行を実施することから、ワリャーグが配備に向け最後の準備を整えているとする見方もある。

新型艦載機の模型を搭載か

資料写真:戦闘機「殲−15」

中国のネットユーザーはこれまで、試験航行を実施したワリャーグが「殲−15」艦載機を搭載し、同艦載機がエンジンテストを実施したと称していた。『ディフェンス・ニュース』は、英シンクタンクのアナリストの言葉を用い、「空母に搭載されたのは、殲−15艦載機の原寸大の模型だ」と伝えた。試験航行の際に搭載した艦載機の模型は、給油や艦載機用エレベーター等のテストに用いられたとする分析もある。

同アナリストは、「中国の空母は長い道のりを歩まなければならない。しかし人民解放軍および空軍は前進を続けており、各システムの連携を確認している」と述べた。

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