潘基文国連事務総長「中国・アフリカ協力フォーラムは南南協力の模範」

潘基文国連事務総長「中国・アフリカ協力フォーラムは南南協力の模範」。

タグ: 潘基文,アフリカ,中国,南南協力

発信時間: 2012-07-17 13:40:26 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

国連の潘基文事務総長は中国訪問を前に新華社の単独取材に応じ「中国・アフリカ協力フォーラムは南南協力の模範だ。アフリカ諸国は中国の成功した発展ノウハウに学ぶことで、自国の経済成長と社会進歩の促進にプラスの環境を築くことができる」と指摘した。新華社のウェブサイト「新華網」が伝えた。

潘事務総長は「私は19、20両日に北京で開催される中国・アフリカ協力フォーラムの第5回閣僚級会議に出席する。中国・アフリカ協力フォーラムにとっては2006年の北京サミットに続き再び中国で開催される重要な会議だ」と指摘。「私は国連事務総長に就任する前の韓国外交通商相時代から、中国がアフリカ諸国を始め多くの開発途上国とどのように協力を行っているのかをずっと緊密に注視してきた。これは南南協力の重要な模範だ」と述べた。

潘事務総長は2007年1月に国連事務総長に就任して以来、アフリカの平和と発展を強く重視し、南南協力の促進にも積極的に努力してきた。先日、中国の蘇州で開催された第2回中国・アフリカ民間フォーラムにも祝辞を寄せた。

潘事務総長は「中国は現在南南協力を導いており、南南協力の提唱者だ。中国・アフリカ協力フォーラムは南南協力の模範だ。今回北京でこのフォーラムの会議に出席できることを嬉しく思う」と述べた。

2000年10月に発足した中国・アフリカ協力フォーラムは、すでに双方間の対話の重要な場、実務協力の効果的な仕組みとなっている。今回の会議では2009年の第4回閣僚級会議後の行動の実行状況について評価を行うほか、2013潤オ15年の北京行動計画を採択し、今後3年間の中国アフリカ協力について全面的な計画をまとめる。

潘事務総長は「中国は現在世界第2の経済大国であり、経済・社会発展の面で長足の進歩を遂げた。中国は技術と経済成長分野のノウハウを供与することができる。これはまさに私の期待する中国・アフリカ協力フォーラムの成果だ。多くのアフリカ諸国は中国のノウハウを学ぶことができる」と述べた。

また「私は中国・アフリカ協力を積極的に支持するだけでなく、韓国、メキシコ、ブラジル、インド、南アフリカなど新興国にも中国・アフリカ協力の成功経験に学び、アフリカ諸国を始めとする無数の途上国との協力を一層強化するようずっと呼びかけている」と述べた。

潘事務総長はさらに「世界は経済分野で困難に直面しているが、大多数のアフリカ諸国は安定した経済成長をすでに実現している。アフリカ諸国は豊富な人的資源と自然資源を持つが、しっかりと育成された人的資源、教育支援、そして政治の安定を必要としている。技術と専門知識を供与されれば、こうした国々は人的資源と自然資源の潜在力を全面的に発揮できる。中国政府が中国・アフリカ協力フォーラムを通じて、この方面で成果を上げることにわれわれは期待している」と述べた。

「人民網日本語版」2012年7月17日

iphoneでもチャイナネット!

日本人フルタイムスタッフ募集    中国人編集者募集
「中国網日本語版(チャイナネット)」の記事の無断転用を禁じます。問い合わせはzy@china.org.cnまで

コメント

コメント数:0最新コメント

コメントはまだありません。