写真:ダルエスサラーム港で21日、中国から駆けつけた同僚と再会を喜ぶ李東利一等航海士(左から2人目)
在タンザニア中国大使館は21日、ソマリア沖海賊に漁船を乗っ取られ、その後救出された中国人船員14人が現地時間21日タンザニアに到着したことを認めた。
今回の事件の対外連絡を担当する劉東参事官によると、14人の体調は良好で、負傷者もいない。中国から作業チームが続々到着しており、14人は23日に帰国の途に就く予定だ。
14人の乗っていた漁船「旭富一号」は2010年12月25日にマダガスカル沖で乗っ取られ、ソマリア沖へ向かった。当時船員は26人いた(中国大陸部13人、中国台湾1人、ベトナム人12人)。今年7月17日夜に全員救出され、アデン湾で護送任務に就いている中国海軍のミサイル護衛艦「常州」がタンザニアのダルエスサラーム港まで漁船を護送した。
「人民網日本語版」2012年7月22日