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japanese.china.org.cn | 23. 07. 2012

印海軍新型ステルス艦が就役 見え隠れする野心

タグ: インド 海軍 ステルス フリゲート艦

インドの日刊英字新聞『ザ・タイムズ・オブ・インディア』は7月22日、インド国産の最新型ステルスフリゲート艦であるシヴァリク級3番艦「 サヒャディ」が2012年7月21日に就役したと伝えた。AKアントニー国防相は同日の記念式典に出席し、南中国海等の問題について、記者団の質問に応じた。

AKアントニー国防相は記者団に対して、「すべての船舶は、国際水域での自由な航行を制限されない。また(南中国海の問題を巡り対立する)各国の間に存在する難題は、対話・協議・説得により解決されるべきで、いかなる衝突も生じるべきでない」と語った。

6100トン級の「サヒャディ」は、インド海軍に引き渡された最新の国産ステルスフリゲートだ。これまで「シヴァリク」が2010年4月に、「サツプラ」が2011年8月に就役しており、インド洋で各種任務に就いている。

『ザ・タイムズ・オブ・インディア』によると、インドは中国のアジア太平洋地域における「力試し」に対して注目を続けているが、米国のアジア太平洋回帰による中国けん制戦略に加わるつもりはないと報じた。同紙はAKアントニー国防相の言葉を用い、「われわれは抵抗に反対する。これはインドの政策だ」と主張した。

米中両国のアジア太平洋地域を巡る政治競争に対し、インドは「微妙なバランス」を保とうとしている。

AKアントニー国防相も21日、インドの海軍増強の重要性を強調し、「インド海軍は今後、毎年5隻の戦艦を追加する。強力で警戒心の高い海軍を保有することにより、インドの幅広い海岸線を保護し、スムーズな海上交通を実現する。これは改めて強調するまでもないことだ」と述べた。

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