中国人民解放軍は24日、北京郊外に駐在する陸軍の主力航空兵部隊を国内外のメディアに公開し、86社のメディアの記者160人が航空兵部隊の兵営などを見学した。

公開された陸軍航空兵第4ヘリコプター部隊は、人民解放軍の最初の武装ヘリ部隊で、海外メディアに公開されるのは今回が初めて。集まった記者らを前に、部隊のヘリは低空でアクロバット飛行するなど、性能や操縦技術を披露した。

また、四川大地震などの災害救助活動や、宇宙船「神舟」号の帰還カプセル回収に関する実績なども紹介された。

中国人民解放軍が｢建軍節｣(8月1日)の直前に内外メディアに中国の兵営を公開するのは、2008年以来5回目となる。