日本が露と北方領土を共同開発? 中露同盟分裂を企む

日本が露と北方領土を共同開発? 中露同盟分裂を企む。 玄葉光一郎外相はこのほど、ロシアと北方四島(ロシア名:南千鳥群島)を共同開発する可能性を示唆した。玄葉外相は、日本の政治家として初めてロシアとの共同開発を提案した。これは中国・ロシア同盟の分裂を目論む日本の戦略であり、ロシアを落ち着け、中国との争いに集中する狙いがある…

タグ: 日本 ロシア 北方領土 開発 釣魚島

発信時間: 2012-07-27 16:18:14 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

玄葉光一郎外相はこのほど、ロシアと北方四島(ロシア名:南千鳥群島)を共同開発する可能性を示唆した。玄葉外相は、日本の政治家として初めてロシアとの共同開発を提案した。これは中国・ロシア同盟の分裂を目論む日本の戦略であり、ロシアを落ち着け、中国との争いに集中する狙いがある。

北方四島の共同開発

日本は南で釣魚島(日本名:尖閣諸島)問題を巡り対立し、北ではロシアと北方四島を巡り係争中で、挟み撃ちの状態に陥っている。中国とロシアは暗黙裡に、日本に対抗する共同戦線を敷いている。これまで中国・ロシア海軍の軍事演習の際に、日本海と対馬海峡を多数通過しており、戦略の方向性を確認してきた。

この戦略的な苦境から脱するため、日本はロシアに対して、北方四島の共同開発を持ちかけることとなった。これは日本にとってやむなき譲歩、便宜上の措置であり、横暴なホッキョクグマを抑えつけ、先に中国に対処することを目的としている。日本は早くから戦略的な順序を大幅に調整しており、防衛の重点をロシアから中国に、つまり北海道から南西諸島に移行した。そのため日本政府は対ロシア政策を調整し、できる限りロシアとの衝突を見送る外交方針を立てている。

ヒトラーは当時、両面作戦を避け英仏連合軍を攻撃するため、外交担当者をロシアに派遣し、スターリンの条件を飲み『独ソ不可侵条約』を結ぶよう求めた。その後ヒトラーは東に侵攻し、ソ連とポーランドを分割占領してから英仏連合軍を攻め、西欧列強に降伏を迫った。玄葉外相の今回の訪露は、当時ソ連に向かったドイツの外交担当者を連想させる。

日露関係の微妙な変化に対して、中国は警戒心を高める必要がある。日本がロシアを丸め込めば、中国は孤独な戦いを強いられるだろう。

「中国網日本語版(チャイナネット)」 2012年7月27日

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