南沙諸島(英語名スプラトリー)海域で操業していた海南省の漁船団(漁船29隻、総合補給船1隻)が29日午前6時50分に三亜市に戻った。今回の操業は18日間に及び、総航海距離は1765海里を超えた。
漁船団は12日に三亜市を出発して、南沙諸島の永暑礁、渚碧(スービ)礁、美済(ミスチーフ)礁などの海域で試験操業や周辺魚群資源の調査を行い、外洋操業データを収集した。調査の結果、潜在的漁獲量は約500万トン、持続可能漁獲量は年200万トンに上ることが判明。現在の年間漁獲量はわずか8万トン前後なので、今後の開発に大いに期待できる。
「人民網日本語版」2012年7月30日