外交部の定例記者会見で30日、洪磊報道官が質問に答えた。
--中国漁船がロシア極東国境警備当局に拿捕された事件について、中露双方による処理の進展情況は?
中露双方の外交当局は現在緊密に連携し、中露友好関係維持の大局に立って、友好的話し合いの精神に基づき、拿捕された船員のために身分証明書を揃え、帰国手続きを行い、早期帰国を手配している。
中露双方は協力促進の趣旨に従い、すでに2件の協力で合意した。1つは漁業協力を行い、ロシア側が排他的経済水域(EEZ)で中国側に漁獲枠を割り当て、中国側がロシア側に相応の経済補償を行う件について協議すること。もう1つは海上取締り・安全協力体制をできるだけ早く構築し、不法操業の再発を防止することだ。
「人民網日本語版」2012年7月31日