大国としての責任 中国は3−5隻の空母が必要

大国としての責任 中国は3−5隻の空母が必要。 中国の地政学的戦略は現在、伝統的な「陸上大国」から「陸海大国」への調整の段階に入っている。そのため国家海洋戦略を策定し、国民の海洋意識を高め、領海保護に向けた政治・経済・外交・軍事的取り組みを推進し、海洋経済を発展させ、海洋の安全を強化する必要がある…

タグ: 陸上大国  空母 海軍 主権

発信時間: 2012-08-02 15:32:43 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

中国は広大な領海を保有しているが、その中の多くは紛争に巻き込まれ、多くの島々が他国に侵略されるか、領有権を主張されている。これは中国海軍の発展の遅れと関係している。

強力な海軍が必要

中国海軍は現代化が遅れ、遠海作戦能力を持たないことから、「近岸海軍」、「近海海軍」の段階にとどまっており、海岸線および近海の防衛しか実現できていない。300万平方キロに達する領海の安全を保障するためには、強力な海軍が必要となる。

長年に渡り、中国は米国や日本等からの戦略的な包囲を受けてきた。米国は近年、「アジア太平洋回帰」を宣言しており、中国周辺で包囲網(特に海洋の)を構築している。日本も中国の「価値観同盟」を包囲し、米国の対中国政策の急先鋒となっている。中国の海洋安全は現在、各方面から脅かされている。これらの挑発に応じ、周辺の安全環境を安定化し、米国と日本の戦略的な包囲を打破するためには、海洋に関する取り組みを強化する必要がある。中国海軍の建設は予断を許さない状況となっている。

大国としての責任を果たす

中国は国連安全保障理事会の理事国、世界第2位の経済大国である。中国は大国として、「大国の利益」を拡張する権利を持ち、同時に「大国の責任」を果たす義務がある。

「大国の責任」とは、中国の海外における利益、および発展途上国の利益を保護する上で、「大国としてやるべきこと」を増やすことを指す。特に海賊の取り締まり、地域の平和と安定の保護、自然災害の救援等に対して、中国は大国の役割を果たさなければならない。

「大国の責任」を担い、「大国としてやるべきこと」を果たすためにも、遠距離輸送能力を持つ先進的な海軍が必要となる。

1   2    


iphoneでもチャイナネット!

日本人フルタイムスタッフ募集    中国人編集者募集
「中国網日本語版(チャイナネット)」の記事の無断転用を禁じます。問い合わせはzy@china.org.cnまで

コメント

コメント数:0最新コメント

コメントはまだありません。