中国初の300メートル級飽和潜水母「深潜号」が6日、青島武船重工有限公司より、中国交通運輸部上海救助引き上げ局に交付された。
アジアトップクラス、世界一流の同救難艇の配備は、中国の深海救助・引き上げ能力の向上を示した。中国の深海作業能力は、世界先進水準に向けて大きな一歩を踏み出した。
同船の全長は125.7メートル、幅は25メートル、高さは10.6メートル、満載排水量は1万5864トンに達し、ヘリコプターの離着陸が可能だ。広範囲に渡る業務遂行が可能で、複雑な環境下でもイカリを使うことなく、指定された水面(ズレは30センチ以内)に自動停泊できる。また140トン級の専用クレーンを搭載し、引き上げ作業の安全性と効率を高めた。