■メディアと公示で透明性を促進
「第18回党大会代表選出作業の開始以来、メディアは終始熱意ある、力強い、踏み込んだ報道を行い、代表選出作業の透明性を高めるうえでプラスの役割を果たした」と、トウ声明氏は今回の代表選出作業におけるメディアの役割を称賛。「本日われわれは国務院新聞弁公室でプレスブリーフィングを開き、第18回党大会代表選挙の状況について紹介した。これまでになかったことだ」と述べた。
今回の暫定候補者の通知において11省(直轄市)は文書や党内通達など従来の形式に加え、党機関紙やテレビなどのメディアを通じて社会全体に公示した。これは初めての試みだ。公示の状況に基づき、人選の調整を行った機関もある。
トウ声明氏は「今回の代表選挙では全過程が透明で公開された、全ての党員が選挙情報を把握し、選挙活動に参与し、選挙過程を監督した」と述べた。今回の党大会代表候補者推薦・指名作業には党員の98%が参加した。「第18回党大会代表選挙は透明性ある選挙だ」。
「人民網日本語版」2012年8月16日