離陸準備中の戦闘機の女性操縦士 (7月29日撮影)。
空軍初の戦闘機の女性操縦士が先ごろ、中国が独自開発したJ10戦闘機の単独飛行を無事完了し、第3世代の戦闘機の飛行能力を強化した。中国空軍の第3世代戦闘機陣営がその勇士を明らかにした。
戦闘機の爆音が15日早朝、華北のある空港の空に響いた。この戦闘機を操縦するのは1980年代生まれの女性だ。青い空の下で、彼女の操縦するJ10戦闘機は低空飛行、超低空飛行など多くの訓練をこなした。
空軍は2005年に初めて戦闘機の女性操縦士の募集を実施し、応募した20万人以上の高校生から35人が選ばれた。4年後、その中の16人が正式に作戦部隊に配属された。何暁莉さんら5人は憧れのJ10戦闘機の操縦士となり、他の隊員は爆撃機や武装ヘリコプター、輸送ヘリコプターなどに配属された。
中国は世界でも女性操縦士が最多の国で、1951年に空軍が初めて女性操縦士の募集を開始して以来、9期・500人以上の女性操縦士が祖国の空を駆け巡っている。