22日午後、尖沙咀文化センター埠頭に到着し、市民多数の歓迎を受ける「啓豊2号」。
日本側に不法逮捕された中国公民の残る7人が22日午後2時頃、4日半の航海を経て香港の九龍・尖沙咀埠頭に無事帰港した。第一陣7人はすでに17日、航空機で香港に戻った。人民日報海外版が伝えた。
埠頭そばの展望台には香港市民と中国内地の観光客数百人が集まり、釣魚島(日本名・尖閣諸島)防衛活動家の乗る「啓豊2号」の接岸を見届け、熱烈な拍手で迎えた。釣魚島防衛活動家に花を贈る人もいた。一足先に香港に戻った釣魚島防衛活動家も現場で出迎えた。
中国側人員7人の乗る「啓豊2号」は17日深夜に沖縄県石垣港を出港し、香港への帰路に就いた。「啓豊2号」は中国海洋巡視船2席に護送され、21日午後8時頃に香港海域に到着。香港特区海事船が護送を引き継いだ。「啓豊2号」は22日午前9時頃、香港の長洲島に一時接岸。簡単な補給をした後、尖沙咀埠頭へ向かった。
「人民網日本語版」2012年8月23日