30日にドイツのメルケル首相と人民大会堂で会談する胡錦涛国家主席
胡錦濤国家主席は30日午後、ドイツのメルケル首相と人民大会堂で会談した。
胡主席はまず、メルケル首相の出席した第2回中独政府間協議の成功に祝意を表明。「世界の重要な影響力を持つ国として、中国とドイツは2国間、地域、多国間の問題で広範な利益を共有し、重要な責任を担い、共通の試練に直面している。中国は対独関係を強く重視している。ドイツ側と共にハイレベル会談の成果や第2回中独政府間協議で打ち出した各課題を的確に実行し、戦略面の相互信頼を強化し、実務協力を深化し、未来を展望する中独戦略パートナーシップをさらに高い水準へと押し上げたい」と述べた。
メルケル首相は「独中両国の交流と協力は政府間においても、経済・貿易レベル、民間レベルにおいても非常に緊密だ。第2回独中政府間協議は実り豊かな成果を上げ、多くの協定に調印した。これは独中関係の基礎が堅固で、名実相伴う戦略的パートナーシップであることを十分に証明している」と述べた。
「人民網日本語版」2012年8月31日