陸海空軍が今回使用したレーザー防衛およびネットワーク審判システムは、同基地が某研究所および情報プロジェクト関連大学と共同開発したものだ。同システムは「実兵自衛審判模型」と「部隊リアルタイム情報データバンク」を中心とし、情報ネットワーク化・デジタル化技術により外野現場審判・火力審判・内野総合審判の「網」を形成し、ヒトと機械による情報の裏付けを行う。同システムはまた、双方の作戦・行動に対して現場評価を行う（現場で赤・青組双方の被害と状態を自動的に計算する）。これにより審判の主観的要因による影響を少なくし、審判のスピード・正確性・公正性を高めた。