韓国の聯合通信社によれば、今月7日から韓国軍は独島(日本では竹島)で防衛演習を実施する。韓国軍は2日、「これは韓国が例年行っている通常の演習であり、予定通り実施するものである。この演習は、海外船舶の非合法な竹島接近を想定しており、攻撃力強化を目的として行う」と発表している。
今回の演習は、韓国海軍第一艇団の司令官を中心に、韓国型駆逐艦 (3200トン級)、護衛艦 (1800トン級)、潜水艇(1200トン級)、対潜哨戒機(P-3C)、F-15K戦闘機、海上警備艇(3000トン級)などが参加する予定だ。
韓国海軍の関係責任者によれば、独島の防衛演習は、通信、探査、水中探査、機動訓練などで構成される。射撃訓練は毎年必ず行っているものではないという。
韓国軍情報筋によれば、演習期間中、韓国の海軍、陸軍は、一個師団クラスの兵力とヘリコプターなどを独島上陸訓練に投入するという。昨年、一昨年と天候不順で海軍、陸軍の上陸訓練は行われなかったため、今年は3年ぶりの訓練になるという。
韓国軍は、1990年代初頭から「東方訓練」という名目で海上警察と共同で独島防衛演習を行っている。1997年から演習名称を「聯合機動訓練」と変え、年2回実施している。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2012年9月3日