中国が大型輸送機を開発 ロシア製エンジンを搭載か

中国が大型輸送機を開発 ロシア製エンジンを搭載か。

タグ: 中国,輸送機,Il-76MD,ロシア,漢和防衛評論

発信時間: 2012-09-06 16:03:43 | チャイナネット | 編集者にメールを送る
 

カナダ誌「漢和防衛評論」は、「中国は現在、大型輸送機の開発を行っている。大型輸送機プロジェクトは、解放軍から重視されている。しかし試験飛行までは相当の期間が必要とされ、搭載される中国産エンジンもまだ開発段階だ」と伝えた。

海外メディアは、中国航空工業の内部で、もう一つの可能性が検討されていると称した。それは試験飛行もしくは初期の小ロット生産の段階で、ロシア製D-30-KP2エンジン(Il-76MD輸送機に使用されているエンジン)を使用するという可能性だ。ロシアは中国に対して、より先進的なPS90エンジン(Il-476に使用されているエンジン)の提供に応じなかった。

中国とロシアの2006年の契約内容によると、ロシアは中国に対して約240基のD-30-KP2エンジンを提供することになっているが、2009年の時点でも同契約は履行されていなかった。ロシアは2010年より、中国に対して少なくとも28基のD-30-KP2エンジンを提供しており、2012年までに中国に32基を提供し、その後さらに少なくとも23基を提供することになった。

2011年11月、中国の最新の爆撃機「H-6K」の写真がネット上に流出した。H-6Kはすでに試験飛行の段階に入ったと予想されている。中国は2010年より、少なくともD-30-KP2エンジンを24基獲得しているが、H-6Kは同エンジンを2基使用するため、第1期の就役数は限られている。H-6Kは射程距離が1500−2000キロに達する巡航ミサイル「CJl0」を6発以上搭載でき、ロシア極東、シベリア、グアムの戦略目標を攻撃することができる。H-6Kは核弾頭を持つ巡航ミサイル「CH10」を搭載し、核攻撃の三位一体化を目指す可能性が高い。

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