中国が衛星8基の打ち上げを予定、釣魚島等に対する監視を強化

中国が衛星8基の打ち上げを予定、釣魚島等に対する監視を強化。

タグ: 国家衛星海洋応用センター,海洋観測衛星

発信時間: 2012-09-07 13:58:33 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

『科技日報』の報道によると、国家衛星海洋応用センターの蒋興偉主任は、国家海洋局デジタル海洋科学技術重点実験室の設立式(第3回中国デジタル海洋フォーラム)に出席した際、「中国は2020年までに、8基の海洋観測衛星を打ち上げる予定だ。これには、4基の海色衛星、2基の海洋観測衛星「海洋2号」(HY-2)、2基のレーダーサット(RADARSAT)衛星が含まれる。これらの衛星により、黄岩島(スカボロー礁)、釣魚島(尖閣諸島)、西沙群島の島と海域全体に対するモニタリングを強化する」と発言し、『陸海観測衛星業務発展計画』が批准されたと述べた。

中国は現在まで、3基の海洋観測衛星を打ち上げている。このうち「海洋1号」シリーズ(海色衛星)が2基、「海洋2号」シリーズ(海洋動力衛星)が1基に達する。

蒋主任は、「黄岩島を含む遠海の環境に対するモニタリングは、すでに実現されている。海陸レーダー衛星システムの構築後、海上の目標物に対する監視が可能となる。これにより劣悪な環境下でも原油漏れ等の災害に対応でき、海洋の権益を保護し、海域および島嶼に対する監督管理等のモニタリングと監視が実現される」と説明した。

国家海洋局によると、近海に対する定期モニタリングの実現後、中国の海域に対するリアルタイムのモニタリングは、近海から遠海まで範囲を拡大している。黄岩島、釣魚島、西沙群島の島・海域全体の衛星画像は、国家海域リアルタイム監視・管理システムに組み入れられている。

「中国網日本語版(チャイナネット)」 2012年9月7日

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