日本政府が10日に釣魚島および一部付属島嶼の「購入」を明らかにしたことを受けて、中国全国人民代表大会は11日に声明を発表し、強い憤りを示すとともに厳重に非難した。
声明は「これは日本が公然に中国の領土主権を侵犯し、中国人民を傷つけ、中日関係に損害を与える深刻な事態だ」として、「日本の釣魚島および付属島嶼に対する一方的な行動は完全に違法な行為で、国際法の効力を持たず、中国がこれら島嶼に対して持つ領土主権を揺さぶることはない。中国人民は日本の釣魚島および付属島嶼に対する不法占領を許さない。日本の釣魚島に対して地位を強調するあらゆる企みを実現させるわけにはいかない」とした。
声明は最後に十分に当面の事態の危険性を見極め、釣魚島問題でブレーキをかけ、誤りを続けないよう日本に求めた。
「中国国際放送局 日本語部」より 2012年9月12日