外交部:中国は必要な措置を講じて領土主権を守る

外交部:中国は必要な措置を講じて領土主権を守る。

タグ: 外交部,釣魚島,尖閣諸島

発信時間: 2012-09-13 10:33:29 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

外交部の洪磊報道官は12日、定例記者会見を開き、記者からの質問に答えた。

問:第1に、外務省の杉山晋輔アジア大洋州局長が訪中し、本日中国側と会談を行ったが、その状況について説明いただきたい。

第2に、日本政府は本日、釣魚島国有化に対する中国の抗議は「受け入れられない」と表明したが、これについて中国側の意見は?

第3に、中国が釣魚島付近の海域に海洋監視船を派遣したとの報道があったが、日本側は釣魚島海域で中国船舶を発見していないとしている。中国の監視船は釣魚島に向かったのか?

答:第1の質問について、杉山アジア大洋州局長は現在中国を実務訪問している。中国側は日本側に釣魚島問題に関するわが国の厳正なる立場を表明し、いわゆる「島購入」という誤った決定を取り消すよう要求する。現在、関連の会談が行われている最中であり、具体的な状況については適時発表する。

第2の質問について、釣魚島及びその付属島嶼(日本名・尖閣諸島)は中国固有の領土であり、歴史的・法的根拠がある。日本政府によるいわゆる「島購入」は全て不法・無効であり、中国は断固としてこれに反対する。日本側はこれ以上過ちを繰り返さず、中国の領土主権を損なう一切の行為を直ちに停止し、双方間の共通認識と了解に立ち戻り、交渉による係争解決のレールに戻るべきだ。中国側は事態の発展に基づき、必要な措置を講じて国の領土主権を断固として保護する。

第3の質問について、中国側の公務船は今後も引き続き中国管轄海域内で正常な巡視行動を行う。

問:日本の釣魚島購入への対抗措置として、中国は釣魚島領海基点・基線を発表した。これは中国が釣魚島問題において一貫して持ち続けてきた「係争の棚上げ」という原則を放棄したことを意味するのか?

答:現在の事態は完全に日本側がもたらしたものであり、中国政府が必要な措置を講じて国の領土主権を守り、歴史的事実と正義を守るのは当然のことだ。中国政府と人民の、国の主権と領土を守る意志は固い。中国は日本側に、過ちを正し、交渉による係争解決のレールに戻るよう強く促す。

「人民網日本語版」2012年9月13日

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