中国の2012年の軍事費は1000億ドル=梁光烈国防部長

中国の2012年の軍事費は1000億ドル=梁光烈国防部長。

タグ: 釣魚島,尖閣諸島,パネッタ,環太平洋合同演習

発信時間: 2012-09-19 11:22:04 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

中国国務委員の梁光烈国防部長は18日、中国の軍事費は昨年よりやや増加し、約1000億ドルに達したと表明した。

梁国防部長は、「中国の昨年の国防費は6100億元となった。今年はやや増加し、米ドル換算で約1000億ドルになる」と述べた。

梁国防部長は18日、北京市の「八一大楼」で、パネッタ米国防長官と会談した。梁国防部長は会談後、パネッタ国防長官と共に出席した記者会見で、上述した内容について発言した。梁国防部長は、「中国の軍事力は確かに発展しているが、その発展水準は国家の経済建設と足並みを揃えている。中国経済の成長率と比較した場合、軍事力の成長率は低めだ」と語った。

梁国防部長は、「中国軍が使命を果たし、一定の武器・装備を発展させることは、国家の安全と発展を保障する上で必要だ。中国の防衛力の発展が、いかなる国家・第三者に対する脅威となることはない」と述べた。

梁国防部長は、釣魚島(日本名:尖閣諸島)問題について記者の質問に回答した際、「釣魚島は古来より中国固有の領土である。日本政府による買い取りと「国有化」の決定は完全に違法であり、中国政府と人民は断固として反対する。釣魚島問題のエスカレートに世界が注目する中、中国人はより注目している。なぜならそれは中国の領土であり、同問題を起こした責任は完全に日本側にあるからだ」と指摘した。

梁国防部長は、「我々は事態の発展を重視しており、さらなる行動を取る権利を保留している。しかし我々は平和的な協議により、同問題を適切に解決することを願っている」と述べた。

パネッタ国防長官は、「米国側は、中日両国が冷静な態度と自制により、開放的な交流ルートを維持し、外交による平和的な手段により同問題を解決することを願っている」と語った。

パネッタ国防長官は、「より繁栄・発展したアジア太平洋地域は、米国と中国の利益に合致し、21世紀の未来を代表する。米国はアジア太平洋地域の各国が、中国との交流を強化することを促す。米国は中国を2014年の環太平洋合同演習に招いた」と述べた。

 

「中国網日本語版(チャイナネット)」2012年9月19日

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