ロシアの軍事関連サイトは9月17日、中国瀋陽飛機製造公司が開発した新型ステルス機の画像が、ネット上で公開されたと伝えた。今回発表されたステルス機のナンバーは「31001」で、外観は米国のF-22に酷似している。
関係者は、「同ステルス機(これまでF-60もしくはJ−31と称されていた)は昨年1月に初飛行に成功したJ−20と、中国空軍の受注を巡る争いを繰り広げる」と語った。J−20は成都飛機製造公司が開発し、現在までに多くのプロトタイプ機が飛行試験と地上での試験に参加している。
専門家は、「F-60は艦載型の戦闘機となり、将来的に中国産の空母に搭載される」と指摘した。中国産の艦載機は現在のところ、ロシアのSu-33を模倣して作られたJ−15(中国瀋陽飛機製造公司が開発)しか存在しない。