中国の「海監50号」は巡航の法執行と海洋調査を一体化した海監船で、中国で目下総合的能力が最強、設備・施設が最先端の多機能大型中・遠距離海洋監視船である。
「海監50号」は長さ98メートル、幅15.2メートル、深さ7.8メートル、排水量3980トンで、現在世界で最新の電力全回転推進システムを採用、航続能力は8千海里以上、スピードは18ノット、航続日数は60日。船上には先進的な減揺タンクシステムを備え、耐風力能力は12級以上、Z9A型艦載ヘリコプターやGPSシステムなどを備え、また先進的な海洋巡航、調査、証拠保全設備を持つ。
日本の海上保安庁が海上警察の職責を担い、船上に各種の大型武器を装備しているのに対し、中国の海監船には重装備の武器は装備していない。
「人民網日本語版」2012年9月19日