19日午後、釣魚島(日本名:尖閣諸島)の周辺海域の監視と漁業の保護を行う「海監」、「漁政」等の中国公船が、16隻に増加した。
浙江省海洋・漁業局の情報によると、昨日午前、釣魚島付近の海域で漁業を行う浙江省籍の漁船が、700隻以上に達した。一部の漁船は昨日、黄尾嶼まで約30海里の距離に到着した。
日本の海上保安庁は各地から約50隻の巡視船を集め、釣魚島付近の海域に派遣し、「警戒強化」を実施する。日本の関係者は、これらの巡視船は交代で警戒に当たると表明した。
外交部の洪磊報道官は昨日、「釣魚島の周辺海域は中国の管轄海域であり、中国の漁師の伝統的な漁場である。中国の漁業監視船と漁船が関連海域に入ることは、極めて正当であり合理的である。中国の監視船が釣魚島の海域で権利侵害を阻止することは当然の行為だ」と述べ、日本側に対して協議による解決を再度促した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2012年9月20日