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韓国国防部は9月18日、27日から南部海域で破壊兵器拡散防止構想(PSI)をめぐって多国軍で連合軍事演習を開催する予定だが、日本の海上自衛隊は演習に参加するものの、釜山港には入港しないと発表した。
韓国国防部は、今回の演習は釜山市の東南方向100キロメートルの海域で開催され、韓国、米国、日本、オーストラリアの4カ国が7隻の艦艇と11機の海上哨戒機、ヘリコプターが参加すると発表した。
ある韓国高官によれば、ほかの3カ国の艦艇と異なって日本海上自衛隊派遣の艦艇は釜山港に入港しないという。この決定は、韓国と日本で最近の領土の紛争と歴史の問題で緊張しつづけているためだと説明している。また、匿名希望の軍関係者高官は記者に対し、「日本は独島(日本名は竹島)問題が韓国で巻き起こした反日感情を意識しているそうだ、特に日本の艦艇は釜山港に入港した場合に予想される抗議運動を懸念している」と話した。
韓国国防部の計画責任者は、記者会見で韓国、米国、オーストラリアの艦艇は釜山港から出発し、日本の軍艦は日本港から出発し、最終的に公海で集合すると発表した。
これは韓国が2012年以来、破壊兵器拡散防止構想(PSI)の訓練をする2回目の演習で、朝鮮対応の演習ではないという姿勢をとっている。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2012年9月20日