外交部の定例記者会見で9日、洪磊報道官が質問に答えた。
記者:日本の安倍晋三自民党総裁は首相に選出された場合、防衛、海上保安予算を増額する考えを表明した。中国を念頭に置いたものとの論評もある。
洪氏:目下、中日関係はかつてない厳しい局面にある。日本は釣魚島(日本名・尖閣諸島)係争をしっかりと正視し、中国の領土主権を侵害する行動を止め、交渉による問題解決の軌道に戻るべきだ。
報道によると安倍氏は8日夜の「政権奪還後の施政」に関する講演で、中日関係の悪化を招いた釣魚島問題を念頭に、自民党が政権を奪還した際には海上保安庁と防衛省の関連予算を増額し、中国への対抗能力を強化する考えを示した。
「人民網日本語版」2012年10月10日