飛行速度の遅い電子戦機EA-6「プラウラー」と異なり、EA-18G「グラウラー」はF-18「スーパーホーネット」を基礎とし開発された。EA-18Gの部品の多くはF-18と共通しており、飛行速度がF-18と同水準に達した。
EA-18Gは「電子妨害防止システム」を搭載し、電子妨害を解除し自軍と通信を行うことが可能だ。これはEA-6にはなかった能力だ。
同機はレーザー内蔵の「AIM-120」ミサイルを搭載し、空対空の自衛能力を高めた。同機は部隊の通信網の中心として、世界で最も「堅固」なLINK-16に基づく総合戦術情報伝達システム(JTIDS)を搭載した。