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japanese.china.org.cn | 12. 10. 2012 |
日本による「買い取り」という茶番により、中日両国が釣魚島(日本名:尖閣諸島)で対立を深めており、両国関係も近年でかつてないほどの冷え込みを見せている。しかしながら、海上自衛隊は何はばかることなく、期日通りに大型の観艦式を実施する構えだ。海上自衛隊の多くの艦艇は近日、この盛大な式典に向け予行練習に励んでいる。
防衛省の公式サイトが10月2日に発表した情報によると、海上自衛隊は10月14日、東京の南に位置する相模湾で海上の観艦式を実施する。当日は野田首相、河野克俊海上幕僚長、松下泰士自衛艦隊司令官ら重役が出席する。日本は48隻の艦艇、45機の航空機を観艦式に派遣する。また、米海軍、オーストラリア海軍、シンガポール海軍がそれぞれ1隻の艦艇を派遣する。観艦式の参加者は計8000名に達する。日本側は観艦式の開催前に大きなポスターを張り出し、海上自衛隊の宣伝を行った。
情報によると、海上自衛隊の観艦式は3年ごとに開催される。2009年10月25日には、第26回自衛隊観艦式が開催された。日本側によると、観艦式は自衛隊員の士気を高め、海外に自衛隊の風采を示すことを目的とする。また世界友好および防衛交流を促進し、同時に国民の自衛隊に対する理解を深める狙いがある。しかし中日関係が敏感な状態に置かれている現在、鳴り物入りで海上ショーの宣伝を行い、実力を誇示しようとする裏側には、別の目的があるのではと懸念される。
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