日本自衛隊 米軍が糸を引く凧

日本自衛隊 米軍が糸を引く凧。

タグ: 自衛隊,米国,専守防衛

発信時間: 2012-10-17 14:52:52 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

資料写真:日本自衛隊の2012年富士総合火力演習

日本自衛隊の規模は大きくない。現在の隊員数は約24万7700人で、このうち陸上自衛隊が15万1000人、海上自衛隊(航空兵を含む)は4万5500人、航空自衛隊は4万7000人となっている。日本の毎年の国防予算は、GDPの1%弱に達する。2012年度の防衛予算の申請額は4兆8000億元(約625億ドル)に達し、自衛隊員1人当たりに使用される軍事費は25万ドルを上回り、世界でもトップ10に入る。

全体的に見て、日本の軍需工業は比較的発達しており、技術水準が高い。しかし日本の軍需工業には、二つの致命的な「弱点」が存在する。

一つ目の弱点は、「内需の不足」だ。自衛隊の武器の需要には限りがあり、「武器輸出三原則」の制限を受けている。武器・装備の発展においても、質と量のバランスが取れていない。この問題の解決は難しい。日本製の武器・装備の多くは、「高品質・高価格」で、大量に調達し配備することが不可能だ。戦争が勃発した場合、持続的な作戦能力を持つかも不明瞭だ。

二つ目の弱点は、「米国による制限」だ。日本の武器開発は、米国により厳しく抑制されており、一部の重大なコア技術は完全に米国に管理されている。日本の電子情報工業は非常に発達しているが、高性能の艦載用フェーズドアレイレーダー、データリンク装置、早期警戒機等の重要設備は、米国から直接輸入する必要がある。

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