海上の主権を巡る争い カギを握る5つの要素

海上の主権を巡る争い カギを握る5つの要素。 海上の主権を巡る争いは、まず国民心理によって展開される。海洋主権保護がメディアと一般人のホットな話題となると、人々の注目度が急上昇する。しかし時の流れに伴い、この注目度は低下するのが普通だ。起伏の激しい国民心理は、海洋主権保護の長期化・常態化に適応できない…

タグ: 主権,海上,海洋主権

発信時間: 2012-10-20 09:39:45 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

◇法執行の持久戦

海上主権保護の過程において、紛争の存在する海域で、長期的かつ効果的な海上法執行力を維持する必要がある。大陸から遠く離れた海域で効果的な法執行を実現する上で、法執行力の持久力が大きな課題となってくる。

まず法執行力は、報道の盛り上がり・盛り下がりによる影響を受けてはならない。法執行力を構築する上で、長期化・常態化された効果的な法執行を重視する必要がある。これは法執行力の持久戦と言っても良い。法執行力が十分な持久力を持ち、大陸や本土から遠く離れた海域で長期的に効果的な法執行を実施できれば、海洋主権保護の面で優位に立つことができる。

◇軍事力建設の持久戦

国防力の建設は、海洋主権保護活動の最後の支柱であり、その他すべての係争中の海域で活動を行うための支柱でもある。

軍事力の比較は動的なプロセスを経る。短期的な紛争において、軍事力の競争は静的であり、現段階での力比べとなる。しかし紛争が長期化・常態化するに従い、軍事力の比較が動的な状態に変化する。つまり、海洋主権保護は現段階での軍事力建設の他に、将来的な海上国防力を計画・建設しなければならない。

軍事力の建設の長期的な持久戦は、無視できない重要な問題だ。海上主権保護の長期化・常態化に従い、持久戦もまたより重要な地位を占めることになる。

 

「中国網日本語版(チャイナネット)」2012年10月20日

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