資料写真:中国初の空母「遼寧艦」
ロシアの軍事専門誌は10月18日、旧ソ連11435型「ワリャーグ」を基に改良された中国初の空母「遼寧艦」がこのほど就役し、中国メディアは中国が空母時代に突入したと豪語したが、さまざまな状況から見ると、同空母が作戦利用されることは永遠にないと報じた。
ロシアメディアの報道内容は以下の通り。
同空母は昨年8月10日に造船所を出て初の試験航行を実施したが、当時はまだ「16号」という編成番号、「遼寧艦」という正式名称がなかった。初の試験航行は3日間に渡り実施された。同空母の試験航行は計10回、日数にして計103日間実施された。そのうち数回の試験航行は期間が余りにも短く、何かの問題が生じたことは明白だ。