この秋、中国人民の待ち望む中国共産党の第18回党大会が日に日に近づいている。第18回党大会は他国にとって中国の今後の行方を観察する重要な契機であることから、海外世論の論評も著しく増加している。
深層から見れば、第18回党大会に対する国際社会の重視は「中共の巨大な成功によって中国の政権党に対する世界の信頼と期待が深まった」と歴史は未来に伝えられるからだ。外国の政治評論家は、中共がこれらの歴史座標において取得した誇らしい業績が第18回党大会開催の重要な背景を構成しており、第18回党大会は中国にとってこれまでの事業を受け継ぎ将来の発展に未来を拓く節目であると考えている。未来は試練に満ちているが、中国の発展には依然大変明るい展望が開けている。
■海外世論「世界は中国の非凡な10年を目撃。第18回党大会は過去10年間の総括になる」
「2002年から2012年までの10年間は中国の発展、強大化、モデル移行にとって要となる時期だった。歴史はこの期間の成就をしっかりと記憶するだろう」。米国の投資家、クーン氏は新華社の取材にこう述べた。
フランスのピカール博士(地政学)は「過去10年間に中国の少なからぬ地域が極めて大きな発展を遂げ、国の都市化が顕著な成果を上げ、中国企業が対外投資を開始した。中国は世界の消費財の生産者から、世界の設計と創意の中心へと変わり始めた」と述べた。
過去10年間の中国の象徴的な成就に世界は注目した。
2003年:中国は有人宇宙飛行に成功し、世界で3番目に有人宇宙飛行技術を独自に完全掌握した国となった。
2006年:中国青蔵鉄道が開通し、世界鉄道建設史上の奇跡を創造した。
2008年と2010年:北京五輪と上海万博の開催に相次いで成功した。
2010年:世界銀行の第3の大株主国、国際通貨基金(IMF)の第3の出資国となり、両組織での発言権が高まった。
2011年:経済規模で日本を追い抜き、世界第2の経済大国となった。