釣魚島のために必死な石原慎太郎氏

釣魚島のために必死な石原慎太郎氏。 東京都の石原慎太郎知事は25日午後、緊急記者会見を行い、都知事を辞職し、新党を結成する方針を明らかにした。また、次期衆院選に出馬する意向も表明。この時期に辞職を決めた理由については、「釣魚島及びその付属島嶼の情勢と予想される日本の政界の大変動」としている…

タグ: 石原慎太郎,釣魚島

発信時間: 2012-10-26 11:20:36 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

◇反応

石原氏の途中放棄は極めて無責任

社民党の福島瑞穂党首は、石原氏の任期途中での辞任表明について、「都知事選に出るべきでなかった。途中で放り出すのは極めて無責任だ」と批判した。また、日本国憲法の改正を主張していることについては、「危機感を感じている。憲法改正勢力ととことん対決していく。社民党の出番だ」と強調した。

◇専門家の分析

政局を乱す行為 新党に「市場」ない

今年80歳の石原氏は1999年から現在に至るまで、東京都知事に4回当選した。石原氏が4期目の任期途中で辞職を突然決めたのはなぜか。

蒋豊氏は取材に対し、「注目を浴びていたい政界の老人、石原慎太郎氏はかつて、3つの夢があると明かしている。釣魚島購入、息子の石原伸晃氏の自民党総裁当選、新党結成である。1つ目と2つ目はだめだったが、まだ体が動く石原氏は新党結成に全力で取り組むだろう」と述べた。

蒋豊氏は、石原氏が日本の政界に「第三極」を形成すると見ている。つまり、与党の民主党、野党の自民党と公民党以外の、右翼・保守寄りのもう一つの勢力である。新党は次期衆院選での民族主義的な動きを強め、政局を乱すと見られる。

「しかし、国民は失望しており、この政党に大きな市場はないと言えるだろう。日本の国民は民主党に期待していたが、政権運営の経験が足りないため、政権を執って3年以上が経っても内政において功績を上げられず、外交でも『破壊外交』という汚名を着せられている。そのため、国民が何の経験もない政党を再び執政党に選ぶとは考えられない」と、蒋豊氏は語った。

 

「中国網日本語版(チャイナネット)」2012年10月26日

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