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japanese.china.org.cn | 30. 10. 2012

中国産空母「遼寧艦」の設備が全面公開

タグ: 遼寧艦,空母

 

 中国初の空母「遼寧艦」が正式に就役し、全世界に向けて中国海軍が「空母時代」に突入したことを宣言した。しかしながら、空母の就役は、直ちに作戦能力を形成することを意味するわけではない。遼寧艦は実戦能力を形成するまで、まだまだ長い道のりを歩む必要があり、少なくとも下記の課題が存在する。空母の試験は、一般的には三段階に分かれる。第一段階は停泊段階で、空母を港に停泊させ静的な試験を実施する。第二段階は生産者側による海上試験で、生産者側が空母の性能・指標に対して試験と測定を実施し、技術的に問題がなく、設備が正常に稼働し、機械性能が指標を満たすことを保証する。第三段階は海軍による海上試験だ。生産者側から空母を交付されると、海軍は初めに関連指標が合格基準に達するかを再度試験・点検し、それから特定目的に基づき戦術的な試験と訓練を実施する。例えばレーダーの戦術目標に対する識別能力、夜間航行の実施、複雑な気象条件下での航行等で、実際の作戦環境に近い状況下の性能を調べる。この一連の試験をすべて完了しなければ、空母の試験が完了したことにはならない。

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