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japanese.china.org.cn | 30. 10. 2012 |
「紅旗-10」(FL-3000N)艦艇ミサイル防衛システムは、中国航空航天科技集団公司が開発した。同システムは各種対艦ミサイルを効果的に撃墜し、陸海空からの攻撃に対応できる。中国海軍では紅旗−10、輸出向けはFL-3000Nと呼ばれる。同システムはシンプルな構成で、主に発射台、発射器、ランチャーから成る。発射器は24連装で、ミサイルの撃ちっ放しが可能だ。その他にも18連装、12連装、8連装、4連装があり、各艦艇の需要に応じることができる。同システムのミサイルは、高速・軽量を特長とし、反応が速く軌道修正能力が高く、超音速・亜音速の各種対艦ミサイルを効果的に撃墜できる。同システムはパッシブ・レーダー誘導と赤外線誘導を採用し、最大射程は9キロに達する。3秒以内に1発を発射し、複数の対艦ミサイルへの対処が可能だ。ミサイルが発射されると目標を自動的にロックオンするため、発射後の操作は必要ない。強力な火力により、多くの目標からの集中砲火に対抗できる。同システムは、海軍の複雑な環境下における各種作戦に対応でき、現在および将来の戦争における艦艇のミサイル防衛を実現する。
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