中国外交部(外務省)の洪磊報道官は2日、北京で定例記者会見を開き、記者からの質問に答えた。
洪磊報道官は中国の海洋監視船編隊が本日、釣魚島から12海里以内の海域に進入したという報道について、「その通りだ。中国の海洋監視船は本日、中国釣魚島海域で権利を維持するための定例の巡航を行った。これは中国の公務船が釣魚島海域で管轄権を行使する正常な公務活動だ」と述べた。また、釣魚島問題の情勢について「釣魚島問題における中国側の立場は明確だ。当面の急務は、日本側が誠意と行動を示し、中国と交渉を通じて問題解決を図ることだ」とした。
「人民網日本語版」2012年11月3日