■中国は世界経済のエンジンに
ASEANのスリン・ピッスワン事務総長は「中国は世界経済のエンジンであり、中国の台頭は東南アジア諸国にとって利益だ」と述べた。
インド-中国友好協会のバスカラン全国事務局長は「過去10年間に世界は中国が急速に成長して世界第2の経済大国となり、中国が世界経済の回復にたゆまぬ努力を払うのを目撃した。中国、インドを代表とするアジアの新興経済国の力強い成長は世界経済の原動力になった」と表明した。
スペイン「GLOBAL ASIA MAGAZINE(環球亜洲)」社のイバン・マニュース社長は「2001年に1731件だった中国の国際特許出願件数は10年後の2011年には1万6400件にまで増加した。『メイド・イン・チャイナ』が単なる安価な製品ではなく、多くのイノベーションを含み、技術内容が高まり続けていることを十分に物語っている」と述べた。
スペインのファン・カルロス王大学ディエゴ?デ?パントーハ中国研究センターのフェリペ・タバサ事務局長は「過去数年間に中国は世界経済のエンジンとしての役割を非常に明確にし、世界経済が危機から脱して、回復基調を確かなものにするうえで重要な貢献を果たした。中国政府は経済構造を調整し、内需拡大によって経済成長を牽引すべく努力し、次第に成果を上げている。中国の国際特許出願件数は急速に伸びている。これは『メイド・イン・チャイナ』が『クリエイティッド・イン・チャイナ』へと変わりつつあることを十分に物語っている。中国がイノベーション国家として驚異的なスピードで成長していることには何の疑いもない」と述べた。
タイ中央銀行金融政策事務室の栄・瑪利カ瑪(音訳)主任は「アジアおよび世界の少なからぬ国は急速な経済発展の希望を中国に託している。中国には強い投資の勢いと安定した金融システムがあるからだ。中国は技術発展の促進と高付加価値産業の創出を強調している」と指摘した。
インドネシア中華商会理事会の陳泳志常務主席は「過去10年間に中国製品はインドネシアの中小企業多数に初期支援を提供し、雇用を創出した。中国製品によってインドネシア市場の他の商品の価格が下がり、インドネシア商品の価格を正常な水準に戻し、インドネシアの人々の生活の質を著しく改善した」と述べた。
「人民網日本語版」2012年11月4日