中国共産党の第17期中央紀律検査委員会の第8回全体会議(主宰:中央紀律検査委員会常務委員会)が3、4両日に北京で行われた。中央紀律検査委員会の委員125人が同会議に出席。委員らは中共第17期中央委員会第7回全体会議にも列席した。
会議では賀国強・中央紀律検査委員会書記(中共中央政治局常務委員)が重要談話を発表した。
会議は党の第18回全国代表大会(党大会)に提出する中共中央紀律検査委員会の活動報告を審議のうえ採択。第18回党大会への上程に同意した。
会議は「腐敗に断固反対し、清廉な政治を建設することは、わが党が一貫して堅持している鮮明な政治的立場であり、人民の注視する重大な政治的問題である。中心を押さえ、大局に資することを堅持し、個別対策と抜本的対策を兼ね備え、総合的なガバナンスを行う。懲罰と防止を併用し、防止を重視する方針を堅持し、党の先進性と純正さの建設をしっかりと押さえる。党と人民大衆の血肉のつながりの保持を重点とする風紀建設の強化に力を入れ、腐敗懲罰・防止の整ったシステムを重点とする反腐倡廉建設(腐敗と闘い、清廉な政治を創ること)を踏み込んで推進し、反腐倡廉建設の中で人民大衆から強い訴えのある突出した問題を真剣に解決する。決意を固め、取り組みを強化し、時代と共に進歩する。改革革新を行い、反腐倡廉建設の科学科水準を一段と高め、幹部の清廉公正、政府の清廉、政治の清明を達成し、第18回党大会で示される重大な政策決定と戦略手配の実行を力強く保証しなければならない」と強調した。
また、中央紀律検査委員会副書記に張軍同志、中央紀律検査委員会常務委員会委員・副書記に陳文清同志を追加選出した。
「人民網日本語版」2012年11月5日